2024年5月31日金曜日

自分に合った学び方に「気付く」(習熟度別少人数指導)

今年度、本校では習熟度別少人数指導のための教員が配置され(教員定数が1名増)、算数の学習に取り組んでいます(1~3年生)。
習熟度別少人数指導以外にTT(ティームティーチング指導)も行っています。

一番大事にしていることは、その子の学びに合った学び方を提供していくことです。
ゆっくり・じっくり学ぶ方が合っているのか、どんどん進む学び方があっているのか、子どもと保護者でコースを選択していきます。
単元によってコース選択を変更するので、ずっとそのコースでなければならないというものではありません。算数といっても計算が得意・苦手、図形が得意・苦手など学習内容によって得意・苦手がありますので、その時々でコースを変更することもあります。

取組を進めていく中で、少しずつ自分に合った学び方に「気付く」力も身に付けさせていきたいと考えています。



2024年5月28日火曜日

運動会を通して「気付く」こと(団体種目の取組)

運動会の団体種目の練習場面です。


団体種目で力を発揮できるように、友達と一つ一つ確認しながら練習しています。
友達と話し合ったり、掛け声を決めたり、このような関わり合いがあるからこそ、運動会を通して「気付く」力(特に他者への「気付き」)を高めることができます。他者への「気付き」とは、関わり合いを通して相手の考えや価値観に触れることで、他者のよさを見つけていくことです。
だからこそ、運動会の過程を大事にしています。

運動会ではこのような取組の過程で成長した子どもたちの姿を思い浮かべながら応援していただけるとうれしいです。

2024年5月27日月曜日

学習の成果という"価値観"の共有を(運動会の取組)

今日から運動会特別日課がスタートしました。
天候やグラウンドの状態がよくないので、体育館での活動が中心です。

運動会は教育活動の一環です。
運動会が学習の成果という価値観の共有をみなさまとしていきたいです。



ラジオ体操や徒競走の取組の場面です。
ラジオ体操がしっかりできる、徒競走に合った走りができることが学習であり、その成果としての運動会という見方を共有したいです。
走力には個人差があります。しかし、学習の一環として走り方を学んだ(「気付く」)はどの子でも体得できます。
子どもの姿から学習の成果や成長を受け取っていただきたいです。

2024年5月22日水曜日

体験を通した「気付き」(栽培活動)

 今日は複数学年の栽培活動が行われていました。

体験は子どもたちに多くの「気付き」を与えてくれます。
栽培活動で考えてみますと、
・作物の成長から「気付く」こと
・共に栽培活動をする友達とのかかわりから「気付く」こと
など、たくさんの視点があります。

今日の栽培活動のために畑を整えていただいたのは、用務員さん中心にいろいろな人がかかわっています。
自分たちが学ぶ環境は”当たり前”でないことに「気付く」人がいると素敵だと思います。




2024年5月21日火曜日

情報を整理し、考え、表現する(理科の学習)

理科の授業では、発芽と成長について学習していました。
植物が発芽するための条件(例えば日光が必要なのか水が必要なのかなど)について、様々な情報をもとに自分の考えを整理し、まとめ(表現し)ていました。

まとめ(表現す)るツールとして、子どもによってはノートではなく端末を活用して自分の考えを整理していました。
どのような手段を用いても、情報を整理し、考え表現する学習活動はどの時間でも大事であり、表現することができて考えが確かになると考えます。


2024年5月16日木曜日

本との出会いに子どもたちがかかわる(図書選定)

今日は本屋さんに本をもっていただき、今年度の予算内でほしい本を選ぶ時間がありました。
その時間に図書委員の子どもたちが図書選定にかかわりました。
学校で購入する本は教員サイドで選ぶことが多いのですが、子どもたちがかかわるのはとってもよい取組だと思いました。

各学級の図書委員の子どもたちは、学級でほしい本を聞いてきており、その結果をもって臨んでいました。学級の代表として来ていることもあり、興味深く本を見ながらも真剣に選定にかかわっていました。




2024年5月15日水曜日

安心・安全な学校環境づくり(遊具点検)

今日は遊具点検がありました。
業者の方に遊具が安全かどうか点検していただきました。

子どもたちが安心でき、安全な環境で教育活動を行うためにたくさんの方にかかわっていただいております。実際の点検を見ることはなかなかできませんが、たくさんの人がかかわっていることに「気付く」ことができる子が一人でもいるといいなあ、と思います。



2024年5月13日月曜日

他者に「気付く」(授業を通して)

 

1年生の国語の授業(ひらがなの学習をしている)場面です。

今日お伝えしたいのは、どのような学習をしているかではなく、子どもたちの学習でのかかわり方についてです。
ある子が発言したとき、周りのお友達が「いいです」「同じです」という声を出していました。
一人の子の発言の中身を理解し、自分の考えと同じなのか違うのかを「考え」、声を出すという形で「表現する」営みは、他者に「気付く」力を高める、自分の考えが他者と同じかどうかを比較するなどの「気付く」力を高めるために大事なかかわり方の一つです。

1年生でも十分できることであり(むしろ1年生から大事にしていることでもあり)、このような営みを通して少しずつ「気付き」を高めています。

2024年5月10日金曜日

学校はたくさんの「気付き」が生まれる場です

 学校を見渡すと、たくさんの「気付き」が生まれるしかけがあります。

玄関のそばにある掲示板です。
今年度のキーワード「気付き」に関連したメッセージが書かれています。
毎日目にすることで、今年大事にしたいことの意識付けにつなげています。


保健室の掲示板です。
運動会を成功してほしいという願いが込められたものです。
立ち止まってじ~っと見ている子どもたちがたくさんいます。


そこで何を思うかは子どもたちの自由です。
学校では「気付く」心を耕す環境づくりにも取り組んでいます。

2024年5月8日水曜日

授業から見える2つの「気付き」(音楽の時間から)

 今年度育てたい子どもの姿の一つに「気付き」があります。
「気付き」は授業を中心に育てていきます。なぜなら、授業は子どもたちの学校生活の中で最も長い時間だからです。

音楽の授業の一場面です。音楽記号を知る活動です。
この一場面からも「気付き」の視点を見つけることができます。

一つ目は、この音楽記号を何というかを考える場面で、子どもによっては教科書や音楽室に掲示しているものを見つけ、答えていた子がいました。
「気付く」ための情報の集め方が自然とできていました。

二つ目は、この音楽記号を知る活動は今後の音楽の時間での「気付き」の種をまいていることです。
音楽記号は合唱や器楽演奏の活動で活用していきます。
その時に、「あのとき、そういえば…」という想いになることができれば、とても素敵な「気付き」だと言えます。

学校では日常から「気付き」を高める活動をたくさん行っています。


2024年5月7日火曜日

学習の見通しを立てる(総合的な学習の時間)

 総合的な学習の時間(自分で課題を見つけ、その課題を追究し、学びの成果を表現する時間)の一コマです。
今日はその総合的な学習の時間の最初の時間でした。
これからどんな学習をしていくのか、子どもたちと確認しながら進めていました。

学習の見通しを立てるためには、
・ゴールを設定する
・設定したゴールに到達するためにどのように学んでいけばよいのか
が必要です。
そのために学習計画を可視化し、子どもたちと共有を図っていました。


2024年5月2日木曜日

1か月の教育活動の成果が見られました(1年生を送る会)

 今日は1年生を送る会がありました。
1年生の紹介の後、児童会三役規格のゲームがありました。
一つ目は、ほかの学年とじゃんけんをして勝ったらカードを集めるゲーム、二つ目は猛獣狩り(猛獣狩りとは、ゲームを進める人のまねをして元気よく「猛獣狩りに行こうよ」の掛け声から始まり、出てくる動物の名前の文字数と同じ人数でグループを作って座る集団遊びです)をしました。

緑小学校の子どもたちのよさ(姿)として、どの学年やどの子ともかかわることができることです。 自然とじゃんけんをしたりグループをつくったりとそのような姿から1か月の教育活動の成果を感じることができました。

二つとも、ほかの学年とかかわりがあって成り立つゲームであることから、児童会三役の企画力の高さも素晴らしいと思いました。

最後に1年生からお礼として校歌を合唱していました。合唱も上手でここでもこれまでの教育活動の成果が見られました。



2024年5月1日水曜日

自分で考え、行動する(避難訓練)

本日からブログをはじめました。
日常の子どもたちの姿や教育活動の意図を伝えていきます。

今日の中休みに避難訓練を実施しました。
ねらいは「地震、火災などの発生の場合速やかに非難し、安全を保持する」です。
今回は火災を想定した訓練でした。

ねらい通り、子どもたちは速やかに避難する目印の赤い色の旗まで移動しました。
振り返りをしたのですが、その中で「(訓練中)話をしていた」ということを発表してくれた人がいました。本来であれば話をせずに避難しなければならないのですが、全体の姿を振り返り、そのことに「気付けた」姿がとても素晴らしいと感じました。