2025年5月30日金曜日

運動会を「共に創る」(子どもと教師で目標や取り組み方を共有する)

運動会まであと1週間とちょっととなりました。
運動会を価値ある教育活動にするために、様々な場面で一生懸命取り組んでいます。

今年度は、子どもと教師で運動会の目標を共有してほしいとお願いしました。
・子どもたちが今、何を取り組んでいるかという認識
・何をもって”できた”といえるのか、その具体
をもつことで、活動を振り返ったときに”できた”がより鮮明になり、そのことが自己有用感の高まりにつながると押さえています。

目標の設定については、
・低すぎると簡単なため、達成感が得られにくい
・高すぎると単に”できない”で終わってしまい、自己肯定感が下がることになる
が考えられますので、適度なハードルがある設定が難しいところです。


本校の実践の一つに「ラーニング・マウンテン」があります。
教科の学習や学校行事などの特別活動で、子どもと教師が学習の目標や取り組み方(目標に向かってどのように取り組めばよいのか、その道筋)を山登りに例えて可視化するツールです。
作成そのものが目的ではないものの、子どもたちとどれだけ共有できるかによって運動会への臨み方が変わってきます。
一生懸命取り組む子どもたちですので、取組を通して達成感を得、そこから自己有用感を高めることを心から応援しています。

2025年5月29日木曜日

運動会を「共に創る」(係児童打合せ)

今日の放課後に運動会係児童打合せがありました。
係児童は4年生以上の子どもたちで構成されます。


本校の運動会の計画案の中に「競技以外での活躍の場(係など)を作る」とあります。
運動会を「共に創る」ために、選手としての活躍だけでなく係児童の活躍も大切にしています。

当日は係児童の姿にも目を向けていただければ幸いです。

2025年5月27日火曜日

「考える」ことを大事にしています

今週から運動会特別日課がスタートしました。
運動会に向け、少しずつ取組が進んでいます。


足が速くなるコツについて、映像資料を活用し視聴していました。
ことばだけの説明ではイメージしにくいことも、今は色々なツールを活用することができます。
しかし、どのようなツールを活用しても、子どもたちの「考える」力を高めています。
映像資料からどういうことがわかり、自分の走りにどう生かすか…こういうことからも「考える」ことが始まっています。


算数の授業の一コマです。
本校は今年度も学習支援加配が配置されましたので、習熟度別の学習に取り組んでいます。
どちらのコースを選択しても学習内容は変わりません。しかし、学習の量や課題を調整することで今の実態に合った学習を進めています。
大事にしているのは、子ども自身が「考える」ことであり、そのための場としての習熟度別の学習と押さえています。

2025年5月26日月曜日

比較しながら考える(社会科の授業)

社会科の授業の一コマです。


社会科では、自然条件から見て特色ある地域の人々の生活について学習しています。
資料をもとに、自然環境を生かした農業、漁業、観光などの特徴について考えまとめていきます。

この学習では、「暖かい地域」と「寒い地域」のどちらか、「高地」と「低地」のどちらかをそれぞれ選択して学習することになっています。
「寒い地域」は子どもたちにとって身近なことから、「暖かい地域」を選択し、自分たちの地域との違いを考えているところです。

2025年5月19日月曜日

今、どういう状況なのかを認識する(運動会:リレーの取組)

 少しずつ運動会に向けた動きが見られます。
今日の中休みの時間は全校リレーの説明がありました。
並び順や立ち位置など、”今、どういう状況なのか”を認識することが多い場面です。
普段の学びがこのようなところで生かされます。

今日は並び順と立ち位置、だれからバトンをもらい、だれに渡すのかを確認しました。
5・6年生が1年生にやり方を教える姿は「共に創る」姿の一つだと感じました。


2025年5月15日木曜日

自分と向き合う力を高める(国語の音読の授業から)

4月号の学校だよりでお伝えしましたが、今年度の目指す子どもの姿「共に創る」の視点の一つ、「自分と向き合う力」を高めている場面です。
「自分と向き合う力」姿の一つとして、「今、何をする時間なのか、どういう状況なのか、何をすべきなのかわかる」があります。

今日の音読の時間では、学年段階を生かした授業が見られました。
1年生は声をそろえて音読する場面でした。


声をそろえるためには相手の声の大きさやスピード、タイミングを自分なりに捉えられなければできません。
声をそろえるという行為一つから、”何をすべきか”を考えることにつながります。

2年生は端末を活用し、自分の音読場面を記録するための説明場面でした。


自分の音読の仕方を自分で聞いてみることは、”どういう状況なのか”を知ることにつながります。

日常の授業で「自分と向き合う力」を高め、少しずつですが、日常場面に生かす力につなげていきます。

2025年5月13日火曜日

運動会に向けて(走力の計測)

6月7日(土)に開催予定の第46回運動会に向けて、これから活動が本格化してきます。
今の体育の時間は走力を計測することが多いです。
走力は紅白を分けるための一つの要素にしています。
(本校は学年1学級のため、1つのクラスを紅白2つに分けて勝敗を競います。)

今年度の運動会でも目指す子どもの姿「共に創る」が見えることが楽しみです。


2025年5月2日金曜日

学校行事を「共に創る」(1年生を迎える会)

今日は1年生を迎える会がありました。
児童会の人たちがみんなが楽しめるよう、色々と工夫や準備をしながら当日を迎えました。
学校行事を「共に創る」視点で考えると、今日の1年生を迎える会ではたくさんのよさがみられました。
・1年生が入場しているとき、1年生を見ながら拍手する姿
・じゃんけん列車で輪にうまく入れない人を児童会の人が見て導いている姿
そして何より、自分から楽しめたことが「共に創る」上で大切な姿(心)です。

特によかったのは、1年生がお礼の言葉を伝えた場面です。
1年生が歌を歌ったとき、自然と手拍子で盛り上げていました。
一人一人が心を動かし、場をつくることが「共に創る」の一つです。
このような心を育てながら日常の生活に生かし、次の目標に向けて一歩ずつ学んでいきます。




2025年5月1日木曜日

避難訓練を「共に創る」

今日は避難訓練でした。


今日のタイトルは、避難訓練を「共に創る」です。訓練を「共に創る」…違和感があるかもしれません。
しかし、今年度の重点教育目標を説明させていただいたときにお話しした(4月号の学校だよりでもお伝えした)通り、「『共に』をもって、単純に“協力”とか、“みんなで”とか集団で何かをすることだけでないイメージがある」が根底にあります。
「みんなや集団の中に存在する一人一人の心に焦点を当てています。一人一人の存在を大事にし、その一人一人が一つのことに向かって考えや気持ち、行動を集結させ、課題解決に当たる姿」が「共に創る」に込めた願いです。
そのように考えると、避難訓練は一人一人の避難訓練に臨む意識や行動が問われます。
特に、
・放送を聞き、どこから出火しているかがわかる
・話をせず静かに行動する。話をしている人の顔をしっかり見る
・手やハンカチで口を押え、煙を吸い込まないようにする
が挙げられます。
特に最後まで話を挟まず話を聞くという姿を4月の重点にしていました。その実践の場としての避難訓練でもありました。

今日の子供たちの姿は…まだまだ伸びしろがある、と感じました。