運動会まであと1週間とちょっととなりました。
運動会を価値ある教育活動にするために、様々な場面で一生懸命取り組んでいます。
今年度は、子どもと教師で運動会の目標を共有してほしいとお願いしました。
・子どもたちが今、何を取り組んでいるかという認識
・何をもって”できた”といえるのか、その具体
をもつことで、活動を振り返ったときに”できた”がより鮮明になり、そのことが自己有用感の高まりにつながると押さえています。
目標の設定については、
・低すぎると簡単なため、達成感が得られにくい
・高すぎると単に”できない”で終わってしまい、自己肯定感が下がることになる
が考えられますので、適度なハードルがある設定が難しいところです。

本校の実践の一つに「ラーニング・マウンテン」があります。
教科の学習や学校行事などの特別活動で、子どもと教師が学習の目標や取り組み方(目標に向かってどのように取り組めばよいのか、その道筋)を山登りに例えて可視化するツールです。
作成そのものが目的ではないものの、子どもたちとどれだけ共有できるかによって運動会への臨み方が変わってきます。
一生懸命取り組む子どもたちですので、取組を通して達成感を得、そこから自己有用感を高めることを心から応援しています。