2024年10月31日木曜日

自分や友達と対話しながら表現する(道徳の時間)

道徳の時間(授業)を一言で言うと、心について考える時間です。
しかし、その心について考えるために、いろいろな手法があります。
例えば、(中心・登場)人物の行動や心情を資料の流れに沿って考えていくことで、その時間に迫りたい心(道徳的価値)について深く考えるやり方です。


今日の授業は、資料の場面や状況の大体を確認した後、その時間の道徳的価値に迫る課題が示されていました。
今日の時間で一番考えたいことは「心からの思いやりとは?」です。


思いやりとは?…大人でも難しい課題ですが、子どもたちなりに考えます。
資料に寄り添いながら自分(の経験)、友達(の考え)と対話しながら自分の考えを「表現」(言語化)しています。

2024年10月29日火曜日

五感を活用する(辞書を活用した意味調べ)

国語の時間に辞書を活用して言葉の意味を調べている活動がありました。


意味を調べるとなると、一人一台端末(chromebook)があるからそっちで調べた方がよいのでは、と思うかもしれません。
しかし、辞書を活用するとは、
・大体どこに調べたい言葉が載っているか見当をつける
・辞書をめくる
・めくったページからどこにその言葉が載っているか目や指を使って探す
であり、これらの思考・行為と一体的に言葉の意味を記憶するといわれています。

今後、その言葉の意味を思い出すときに、
「あのとき、国語の時間にページをめくって探した」
「そういえば、あのあたりに載っていたかも」
などの情報を含めての記憶の喚起となります。

目で見て記憶するよりも五感を活用する方が定着しやすいことから、どのような場面でどの道具がふさわしいのか見極めながら活用していく必要があります。

2024年10月23日水曜日

休み時間の大切さ(学習発表会をよりよいものにするために)

学習発表会の取組が進んできていますが、学校として大事にしていることがあります。

「子どもたちに過大な負担をかけない。落ち着かない状況をつくり出さない」

取組が進んでくると、どうしても高い完成度を求めそのことが子どもたちへの(よくない意味での)負荷がかかることにつながります。
また、休み時間も練習に充てられ、そのことで子どもたちが自分の時間をもてないこと、休み時間にストレス発散ができないことも考えられます。(自主的に休み時間に練習したいという場合は別です。)
大きな教育活動であるあるため、どうしても普段通りとはなりませんが、それでもそこに近づけていくことを私たちは大切にしています。

その一つに「休み時間は子どもたちが自由に過ごす」があります。


休み時間の過ごし方は、ゆっくり休んだり思いっきり遊んだりすることは普段通りにする、学習発表会の取組も授業同様時間に始まり時間に終わることなど、指導者サイドが意識的に取り組むべきことがたくさんあります。
学習発表会は学習の発表であり、出来や完成度の問題ではないこと。取組を通して子どもたちの豊かな成長を見取る場として当日を迎えることができればと願っていますし、改めてその意義を共有させていただきます。

2024年10月22日火曜日

情熱とどけ!みんなの舞台~感動の花を咲かせよう!~(学習発表会の取組)

児童会から今年度の学習発表会のテーマが発表されました。


情熱とどけ!みんなの舞台~感動の花を咲かせよう!~

このテーマに向かって、各学年の取組が進んできました。
学習発表会の取組ですが、
・学習の発表であること
・子どもたちに対し、過度な負担とならないこと
・取り組む時間が決めれていること
が前提であることを知っていただきたいです。

その上で、
・これまで学習した「気付き」を生かし、「表現」すること
・取組を通して人とのかかわりを大事にし、自己肯定感を高めること
を大事にしています。


当日、取組を通して成長した子どもたちの姿をぜひご覧ください。

2024年10月17日木曜日

先生方もいろいろなことを学びます(実技研修)

私たちは日ごろから子どもたちに確かな力を身に付けさせるため、研修を通して授業力の向上に努めています。
しかし、校内で行う研修には授業にかかわること以外でも多くのことを学んでいます。

例えば、夏休みには救命救急講習を受講し、AEDの使い方などを確認しました。
昨日、嘔吐物処理の研修を行いました。
万が一に備え、スムーズに対応できるように実際の場面を想定して行いました。


2024年10月16日水曜日

ことばを大事にする

児童会の人たちが作成したポスターがあります。


このポスターのタイトルは「ろうかを歩こう!」です。
ろうかを走らない!ではありません。
この違いはとても大きなものだと思います。
やわらかい印象を受け、ギスギスした気持ちになりません。

もちろん、危ない場面や決してしてはいけないことについてはその行為を止めるため、(時には大きな声を出して)「○○しない!」「やめなさい!」ということもあります。
しかし、場面によっては言い方ひとつで相手が受け取りやすいかどうかが変わる場面もあると思います。
よく子ども同士で「ろうかを走らないで!」という声が聞こえますが、どのような心で、それを誰に向かって伝えているのか、気にしてみる必要があります。
言われた相手は「わかっているけど…」と言われ方ひとつで素直になりにくいことだってあります。

このようなことを踏まえ、相手のことを考え、そのときに合ったことばを使ってほしいという願いを子どもたちに話しています。

2024年10月10日木曜日

自分の力に「気付き」、目標を立てて取り組む力(マラソン記録会)

今日はマラソン記録会でした。
体育の時間を中心に、朝や中休みに取り組む子もいました。

どの学級も一人一人の目標を立て、その目標に向けて取り組むことを大事にしてきました。
この目標を立てる取組は、自分の能力に「気付く」(自分自身を見つめ直す)力を高めるためにも大事にしています。

得意・苦手は人それぞれですが、その子なりの目標を自分で設定することに意味があります。例えば、
・タイムを目標設定にしている子
・一定の速度で走ることを目標にしている子
・完走を目標にしている子
です。
これらを決められるのは自分自身であり、自分の力に「気付く」ことでどのような目標や頑張りをしていけばよいか「考える」力も身に付けさせています。

一生懸命頑張る子供たちの姿はとても素敵です。
ご多用のところ、子どもたちの頑張りを見ていただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。


2024年10月7日月曜日

各学級の想いを「表現」する(代表委員会)

本日、代表委員会がありました。
4年生以上の各学級代表から児童会三役、図書委員会、放送委員会の活動に対し、質問や意見、要望が出され、交流が行われました。
どの学年もよりよい活動を願う質問や意見、要望が出ていました。これらの意見を時間などの要素を踏まえながら取り入れられることと取り入れられないことを整理して進めていくことになります。

子どもたちにとってよりよい活動になるのが楽しみです。

2024年10月3日木曜日

本との出会い(おすすめ本の紹介)

今、学校図書館(図書室)では、本校職員のおすすめ本の紹介コーナーが設置されています。



一人一人がおすすめする本のタイトルとどこがおすすめなのかをまとめたものが展示されています。
子どもたちに少しでも本を手に取ってほしいという願いが込められています。



4~9月の本校の一人当たりの貸出冊数(平均)は、7.2冊でした。

ご家庭でもぜひ本との出会いをつくってみてください。

2024年10月1日火曜日

「気付き」を「表現」へ(後期始業式)

今日から後期がスタートしました。
子どもたちの気持ちのよい歌声で始業式が素敵な場となりました。


後期に頑張ってほしいことを伝えました。
1.授業では自分の考え、相手の考えをどう受け止めたのかを大事にしてほしいこと。
  相手に伝えるときに、どういう言葉を使ったらよいのかまで心を配ってほしいこと。
(「気付き」を「表現」につなげてほしいということ。)
2.成功の反対の言葉は失敗ではなく、「成功の反対は挑戦しないこと」と考えてほしいこと。
  目標に向かって何かに挑戦し続けている間は、何度うまくいかなくても、それは失敗ではないこと。

児童会長からは、後期にマラソン記録会・学習発表会・スキー学習があるのでそこに向けて精いっぱい頑張ってほしいという話がありました。


後期も保護者のみなさまや地域のみなさまにご理解・ご支援をいただくことになります。
どうぞよろしくお願いいたします。