児童会の人たちが作成したポスターがあります。

このポスターのタイトルは「ろうかを歩こう!」です。
ろうかを走らない!ではありません。
この違いはとても大きなものだと思います。
やわらかい印象を受け、ギスギスした気持ちになりません。
もちろん、危ない場面や決してしてはいけないことについてはその行為を止めるため、(時には大きな声を出して)「○○しない!」「やめなさい!」ということもあります。
しかし、場面によっては言い方ひとつで相手が受け取りやすいかどうかが変わる場面もあると思います。
よく子ども同士で「ろうかを走らないで!」という声が聞こえますが、どのような心で、それを誰に向かって伝えているのか、気にしてみる必要があります。
言われた相手は「わかっているけど…」と言われ方ひとつで素直になりにくいことだってあります。
このようなことを踏まえ、相手のことを考え、そのときに合ったことばを使ってほしいという願いを子どもたちに話しています。