国語の時間に辞書を活用して言葉の意味を調べている活動がありました。

意味を調べるとなると、一人一台端末(chromebook)があるからそっちで調べた方がよいのでは、と思うかもしれません。
しかし、辞書を活用するとは、
・大体どこに調べたい言葉が載っているか見当をつける
・辞書をめくる
・めくったページからどこにその言葉が載っているか目や指を使って探す
であり、これらの思考・行為と一体的に言葉の意味を記憶するといわれています。
今後、その言葉の意味を思い出すときに、
「あのとき、国語の時間にページをめくって探した」
「そういえば、あのあたりに載っていたかも」
などの情報を含めての記憶の喚起となります。
目で見て記憶するよりも五感を活用する方が定着しやすいことから、どのような場面でどの道具がふさわしいのか見極めながら活用していく必要があります。