学習発表会の取組が進んできていますが、学校として大事にしていることがあります。
「子どもたちに過大な負担をかけない。落ち着かない状況をつくり出さない」
取組が進んでくると、どうしても高い完成度を求めそのことが子どもたちへの(よくない意味での)負荷がかかることにつながります。
また、休み時間も練習に充てられ、そのことで子どもたちが自分の時間をもてないこと、休み時間にストレス発散ができないことも考えられます。(自主的に休み時間に練習したいという場合は別です。)
大きな教育活動であるあるため、どうしても普段通りとはなりませんが、それでもそこに近づけていくことを私たちは大切にしています。
その一つに「休み時間は子どもたちが自由に過ごす」があります。
休み時間の過ごし方は、ゆっくり休んだり思いっきり遊んだりすることは普段通りにする、学習発表会の取組も授業同様時間に始まり時間に終わることなど、指導者サイドが意識的に取り組むべきことがたくさんあります。
学習発表会は学習の発表であり、出来や完成度の問題ではないこと。取組を通して子どもたちの豊かな成長を見取る場として当日を迎えることができればと願っていますし、改めてその意義を共有させていただきます。