2025年8月26日火曜日

「最後まで話を聴く」の具体(朝読書の活動から)

今日は朝読書の取組がありました。
学校司書さんが読み聞かせをしている場面です。


子供たちは「最後まで話を聴く」ことができていました。
学校司書さんがお話のある場面を読み終わったときに、小さなつぶやきが聞こえてきました。
では、そのつぶやきは、「最後まで話を聴く」(話をしている途中に話を挟まない)ができていないと言えるでしょうか。
そうではありません。読み聞かせの妨げになっていなかったこと、つぶやきが学習を止めるものではなかったことから、むしろ能動的に聴いている姿と言えます。

また、学校司書さんが読み聞かせの間に子供たちに問いかける場面もあります。
問いかけた、子供たちが声に出す、反応するは「最後まで話を聴く」ことと矛盾しません。

どのような姿をもって「最後まで話を聴く」と言えるのか、子供の側に立ったとき、一つ一つの体験から学ぶことが大切です。
・言葉で説明するだけではイメージができないこと
・なぜ「最後まで話を聴く」ことが大切なのかを体得する必要があること
からも、日常の教育活動を通して、今学んでいるところです。