2025年8月27日水曜日

振り返りを大事にする(児童委員会)

今日は児童会(児童委員会)がありました。

約半年の活動を振り返る時間でした。それぞれの担当で活動がどうだったのかを考えました。
この力は、日常の授業で振り返りをし、その積み重ねがあって発揮できる力です。
子供たちの授業の大体は、「めあて・課題」に対する「振り返り」で成立しています。
振り返りは、
・言葉を発して確認する
・文でまとめて整理する
・算数であれば今日学習した内容の問題を解くことで理解したかどうかを確かめる
など、その学習に合った振り返りをします。



今日の児童委員会の活動(振り返り)は、
・文でまとめて整理する
ことが多かったです。
大切なのは、文章が書けていることも大事ですが、どこに目を向けたのかと言った「視点」です。
考える力を高める活動でもあります。

2025年8月26日火曜日

「最後まで話を聴く」の具体(朝読書の活動から)

今日は朝読書の取組がありました。
学校司書さんが読み聞かせをしている場面です。


子供たちは「最後まで話を聴く」ことができていました。
学校司書さんがお話のある場面を読み終わったときに、小さなつぶやきが聞こえてきました。
では、そのつぶやきは、「最後まで話を聴く」(話をしている途中に話を挟まない)ができていないと言えるでしょうか。
そうではありません。読み聞かせの妨げになっていなかったこと、つぶやきが学習を止めるものではなかったことから、むしろ能動的に聴いている姿と言えます。

また、学校司書さんが読み聞かせの間に子供たちに問いかける場面もあります。
問いかけた、子供たちが声に出す、反応するは「最後まで話を聴く」ことと矛盾しません。

どのような姿をもって「最後まで話を聴く」と言えるのか、子供の側に立ったとき、一つ一つの体験から学ぶことが大切です。
・言葉で説明するだけではイメージができないこと
・なぜ「最後まで話を聴く」ことが大切なのかを体得する必要があること
からも、日常の教育活動を通して、今学んでいるところです。

2025年8月25日月曜日

一つの目標に向かってみんなで取り組む(夏休み明け全校集会)

今日から前期後半がスタートしました。
昨年度より5日長い、30日間の夏休みでした。
大きな事故やけがの報告がなく、職員一同ホッとしているところです。

さて、今日の全校集会では、たった一つのことをみんなで取り組むことを確認しました。
それは、「人の話を最後まで聴く」です。
人の話を聴くということは、
・相手を大事にする
・自分も大事にできる
・学習の内容がわかる
・わからないことでイライラしたり不安になったりしにくくなる
ことにつながることを確認しました。

顔を見て話を聴く、手遊びをしないで話を聴くことまで要求していません。
(見極めが難しいですが、実は下を向いていたり手遊びをしたりしていても聴いていることもあります。)
大切なのは話の内容を理解することであり、聴く人の思考の妨げにならない、考えて聴くための学習環境を整えることを目的としています。

お話の後からすぐに実践できる子どもたちがとても頼もしいです。


保護者のみなさまや地域のみなさまには、夏休み明けも本校の教育活動に対し、ご理解、ご協力をいただくことがたくさんあります。どうぞよろしくお願いいたします。