2024年11月19日火曜日

他者との考えをすり合わせる(校内研修:交流授業)

本日も交流授業がありました。


昨日の授業は文章を比較することで述べ方の工夫を「考える」のに対し、今日の授業は友達との考えを比較することで違いに「気付い」たり自分の考えを「確かなもの」にしたりしていました。

比較は「思考」を活性化するのに有効な手段の一つです。

2024年11月18日月曜日

子どもたちに確かな力を(校内研修:交流授業)

本日から各学級の授業交流がスタートしました。
お互いの授業を見合い、感想を出し合うことで自分の授業に反映させます。
その営みが子どもたちに確かな力を身に付けさせることにつながります。


授業の視点は、
・教材の扱いはどうだったか(教材の視点)
・発問やICTの活用などはどうだったか(指導者の視点)
などたくさんありますが、どのような視点で授業を見たとしても
・学ぶ主体の子どもにとってどうだったか(子どもの視点)…どんな力を身に付けたか
が大事です。

授業は”これでよい”というものがないだけにとても難しいですが、本校の先生方は子どもたちのためにいつも考えています。

2024年11月14日木曜日

ますは知り、「気付く」ところから(総合的な学習の時間)

総合的な学習の時間で障がいについて学んでいました。
色々な障がいがあることを知り、どのように関わっていけばよいのかを考え、実践していきます。


関わりや実践といってもなかなかすぐにできることではありません。
しかし、障がいに対して「知ること」、そしてそこから「気付き」を得ることはできます。
知識として知っているかどうか、その違いが誤解や偏見を生まず、その人の存在を受け止めることにつながります。

ものの見方、考え方全般(例えば、他者の考えや存在、多様性を認めるなど)につなげていってほしいです。

2024年11月9日土曜日

一人一人が輝き、伝えあらわす(学習発表会)

本日学習発表会が行われました。
これまでの学習の成果を発揮し、一人一人が自分の持ち味を生かしていました。

子どもたちの素敵な姿は様々なところで見られました。
・力強い歌声、セリフ
・生き生きとしたダンス、器械運動

また、演技・演奏だけでないところにも光る姿が見られました。
・場面が変わる時の準備を自分たちで考え動いていた姿
・スムーズな移動
・開演前の舞台裏、みんなで気合を入れている姿(声)

学習発表会は見ていただいた保護者のみなさまの認める声かけで完成します。
どうか子どもたちの自己肯定感の高まりにつながる評価を改めてお願いいたします。







2024年11月6日水曜日

お互いの「表現」を味わい、「気付き」を得る(児童観覧日)

本日は学習発表会児童観覧日でした。
総練習という名称を用いず、児童観覧日にしているのは、創り上げてきた音楽や劇などを見合うことで、それぞれのよさに「気付き」、評価することを大事にしているからです。


相手の学年の「表現」を味わっている姿は、自然と拍手や手拍子があったり、静かに観覧したりと発表者に敬意を払う姿からも感じ取ることができました。

9日(土曜日)は保護者観覧日です。
子どもたちが力いっぱい表現する姿を味わっていただき、みなさまにも「気付き」を得ていただきたいと思います。
お待ちしております。

2024年10月31日木曜日

自分や友達と対話しながら表現する(道徳の時間)

道徳の時間(授業)を一言で言うと、心について考える時間です。
しかし、その心について考えるために、いろいろな手法があります。
例えば、(中心・登場)人物の行動や心情を資料の流れに沿って考えていくことで、その時間に迫りたい心(道徳的価値)について深く考えるやり方です。


今日の授業は、資料の場面や状況の大体を確認した後、その時間の道徳的価値に迫る課題が示されていました。
今日の時間で一番考えたいことは「心からの思いやりとは?」です。


思いやりとは?…大人でも難しい課題ですが、子どもたちなりに考えます。
資料に寄り添いながら自分(の経験)、友達(の考え)と対話しながら自分の考えを「表現」(言語化)しています。

2024年10月29日火曜日

五感を活用する(辞書を活用した意味調べ)

国語の時間に辞書を活用して言葉の意味を調べている活動がありました。


意味を調べるとなると、一人一台端末(chromebook)があるからそっちで調べた方がよいのでは、と思うかもしれません。
しかし、辞書を活用するとは、
・大体どこに調べたい言葉が載っているか見当をつける
・辞書をめくる
・めくったページからどこにその言葉が載っているか目や指を使って探す
であり、これらの思考・行為と一体的に言葉の意味を記憶するといわれています。

今後、その言葉の意味を思い出すときに、
「あのとき、国語の時間にページをめくって探した」
「そういえば、あのあたりに載っていたかも」
などの情報を含めての記憶の喚起となります。

目で見て記憶するよりも五感を活用する方が定着しやすいことから、どのような場面でどの道具がふさわしいのか見極めながら活用していく必要があります。